ある日なんの前ぶれもなく受け取った保健所からの手紙
目を通すと、結核接触者健診の案内
なんと、娘がかかった医療機関で結核を発症した方が出た為に、2年間、定期的に健診を受けなくてはならないという勧告だったのです。
保健所から突然の手紙・結核患者と接触?
今から約2年前、娘が2歳になる頃、保健所の立派な印鑑の押してある勧告の手紙が届きました。
それによると、娘のかかった医療機関の従事者の方が結核を発症したとのこと。
ちょうど、娘が受診した時に接触があった(同じ空間に一定時間、居合わせた)ために、今後2年間にわたり健診を受けるようにとの勧告でした。
接触者が受ける検査
そもそも結核ってなに?状態の私…
空気感染そして、今広がっている新型コロナでも言われているエアロゾル感染もするとのこと。
保健所からの案内で次の検査を受けることになりました。
X線検査を半年に1回/2年間
検査はもちろん無料です。(保健所以外の医療機関で個人的に健診を受ける場合は自己負担)
普段からアレルギーなどの受診で、少なくとも月に1度以上の通院があり、嫌な検査も頻繁に受けている娘そして、連れて行く私の体力気力…そんなところに結核接触者の健診が複数回加わるという。
完全に個人の都合ですがキツイ…
しょうもないことを言いますが、検査無料としても交通費はかかります。小さいことですが。ゴメンナサイ

そして何よりも、なるべくならやたらとX線検査は受けたくない!
もう勧告から2年が経過し、つい先日最後のX線検査を受けてきたところですが、ハッキリと覚えていないけれど、レントゲン4~5回受けました。
これだけ回数をこなすと?はじめのころは、上半身裸でジッとしていられなく泣きじゃくっていた娘ですが、最近では泣かずにしっかりと技師さんの指示に従うことが出来るようになりました。
さらにこの2年の間に、結核接触者の健診とは別に、肘内障(亜脱臼)で1回、謎の嘔吐で1回のX線検査も受けています。まだ小さいうちから頻繁にレントゲンを撮ることになってしまい何とも言いようのない気持ちです。
▼肘内障

▼謎の嘔吐の原因

少々話が結核からそれてしまいました。
結核が発症するとどのような症状がでるのか?
検査の続く2年間、次のような症状がでたらすぐに病院へ行くように案内されていました。
痰がでる
倦怠感
微熱
胸痛
これ、思いっきり新型コロナですね…?
幸い、この2年間このような症状が出ることはなく、軽い風邪さえも一度もひかず過ごしてきたので、ひとまずは良かったです。
しかし、もし普通の風邪でもひいてしまったとしたら、病院を受診しないことには結核かどうかの判断もつかないのでとても不安になってしまいますよね。
最後の検査が終了・結果待ち
そして、先日受けた最後のX線検査の結果は後日、郵送されてくる予定なのでそれを受け取り、結核の所見なしを確認できたら、この長かったような短かったような結核接触者の健診はすべて終了となります。
けれど、発症する人の約80%が接触から2年の間ということなので、残りの20%はまだ発症していないだけという事ですし、今後も結核のような疑わしい症状が出ないかは気をつけて見ていこうと思います。
[jin_icon_pen color=”#e9546b” size=”20px”]今回は結核発症者と接触した娘が2年に渡って受けてきた接触者健診について書きました。
ある日、突然接触者になってしまうことは誰にでも有り得ることです。今回は何事もなく2年過ごすことができて良かったのと同時に、今後も接触者であるということを気にかけて生活していきます。